地図地理芸人小林さんの都道府県紹介シリーズ②鹿児島県
どうも小林じゃ。みなさん元気じゃしか?まだまだぬっか日が続いちょいもすが、体調など崩しちょらんやろうか?ちなみにおいはなんとか元気にやっちょいもす。心配には及びもはん!
いきなり薩摩弁ですいません。今回紹介する県が「鹿児島県」だったのでついつい薩摩弁で話してみたくなってしまいました。でも東京生まれ東京育ち、方言に憧れをもっているので、旅行に行って帰ってくると、ついついその土地の方言に影響されてしまっていることでおなじみの僕なので、薩摩の方言は、方言変換(恋する方言変換|BEPPERちゃんねる :https://www.8toch.net/translate/)を利用して薩摩弁に変換してもらったのですが、いかがだったでしょうか?
ちなみに薩摩弁に変換しないと
「どうも小林です。みなさん元気ですか?まだまだ暑い日が続いていますが、体調など崩していないでしょうか?ちなみに俺はなんとか元気にやっています。心配には及びません!」
という文章になります。なんとなくはわかりますが。
・暑い日→ぬっか日
・続いていますが→続いちょいもすが
なんかの変換は驚き変換です。
みなさんは鹿児島県にどんなイメージがあるでしょうか?肉用の豚や牛の産出額は全国トップ!サツマイモやソラマメの収穫量も全国1位。
おいしいお肉とサツマイモ、そんなイメージありますよね。そしてなんといっても「桜島」
頭に浮かぶのではないでしょうか?
桜島と火山灰
桜島、名前の通り島なので、鹿児島湾に浮かんでいる島と思ってしまいますが、なんと桜島と九州本土は陸続きでつながっているのです。
そんなの知っているよという方もいらっしゃるとは思いますが、桜島はいまからおよそ100年ほど前の大正噴火後、海中に突入した溶岩が瀬戸海峡を埋め、九州本土と陸続きになったのです。これを知るだけでも生きてる島だな!と感じてしまいます。
桜島へはフェリーでも車でも行くことができるので、ぜひぜひ足を運んでみてください。
桜島にどんどん近づいていく感じはまるでハリウッド映画のようです。
桜島は御岳(北岳)・中岳・南岳の3つの峰があり、その中で一番高い御岳(北岳)の高さは何と1,117m。高尾山が599m、筑波山が877m、桜島思ったより高いですよね?これが海に囲まれて雄大にそびえたつ姿は圧巻ですよ。火山灰の歓迎も含めて、ぜひ足を運んでほしい場所です。
鹿児島といえば桜島で、桜島といえば火山灰、火山灰があるからなのか、鹿児島県は傘の購入金額全国1位、一般のごみとは別に、火山灰専用のゴミ袋があって、灰は灰だけで回収されます。毎日のように降っているので、みなさん気が滅入っているのかと思っていたら、空港には「今年の噴煙高さランキング!」とか掲示してあるし、ホテルなんかには「ここまで噴煙!顔ハメパネル」という噴煙の高さが書いてある、記念写真用のパネルが置いてあったりと、逆境をどうにか楽しもうとしているたくましさを体感しました。これが薩摩っ子の強さなのかと。
県庁で地図や情報を楽しむ
そんな薩摩っ子の強さ、豪快さは県庁でも見られることができます。僕は仕事でも旅でも、行った先では県庁や市庁に寄ります。理由としては地図や情報がたくさんあるからです。みなさんにもおすすめです!
鹿児島県庁に見られる豪快さは1階のロビーの使用していないエスカレーターにあります。
なんとそのエスカレーターに県内にある110以上の蔵、630本以上の1升瓶焼酎が展示されているのです。しかもただ展示してあるだけではなく、エスカレーターの先には口を開けた大きな西郷隆盛のモニュメント。630以上の一升瓶、約1134リットルを一飲みしてやろうと待ち構えているのです。しかも笑顔で。
これが薩摩っ子の豪快さです。
恐れ入りました。
鹿児島の魅力は他にも、霧島神社や霧島温泉、指宿の砂風呂、屋久島、奄美大島、雄川の滝、イーブイと進化系の絵が描かれたマンホール群、天文館でおいしいもの食べまくり、鹿児島ラーメン、黒豚しゃぶしゃぶ、などなどはてしなくあって、僕じゃ到底伝えきれませんが、ぜひぜひ自然や気候、風土や方言、五感をフルに使って楽しんでみて下さい!
筆者:小林知之
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