あついちわ! すいません、連日あまりの暑さにこんにちわ! が浸食されてしまいました。
毎日暑いですけど、きちんと水分と食事とっていますか? 飲むもの飲んで食べるもの食べないと体がもちませんからね。夏バテなんてなったら大変ですよ。
夏バテの症状
夏バテって聞いたりするけど、実際どんなものなのか、症状を調べてみたのですが…
・脱水症状
・栄養失調
・自律神経の乱れ
・疲労感・疲れが取れにくい
・睡眠不足
・胃の弱りによる吐き気・食欲不振・下痢・腹痛
・筋肉硬直
・頭痛・動悸
・意識障害・記憶障害
ヤバいでしょ! これ入院レベルってか瀕死状態ですから。
「夏バテは内臓疾患」なんて話しも聞きますから十分に注意しましょう。
でもなかなか食欲わかないですよね。
実は今回のコラムのテーマが「夏の食べ物」なんです。
夏の食べ物といったらみなさんは何を想像しますか?いろいろあると思うのですが、まず「スイカ」はどうでしょう?
これは夏の食べ物でしょう。
よほどのセレブじゃない限りはスイカを夏以外に食べることはありません。
スイカを漢字で書くと「西瓜」じゃあ「南瓜」といったらなんでしょう?
そう「かぼちゃ」です。これは中国から見て西(西アジア)から来た瓜で西瓜、南(東南アジア)から来た瓜で南瓜なのです。
ちなみにスイカの原産国は諸説ありますが、アフリカ北東部と言われているんです。
さてそんな夏の食べ物スイカ
夏の食べ物ということは、夏らしい場所で一番作られて、夏らしい場所で一番食べられているはずです。
そこでスイカの生産量を調べてみると
1位 熊本県
2位 千葉県
3位 山形県
4位 鳥取県
5位 新潟県
暑そうといえば、暑そうな県もあるけれど、どうやらそれだけではないみたいです。
ちなみに沖縄県の生産量ほぼ0でした。
まぁまぁこれは農地面積とか、土とかいろいろな条件があるからしょうがないでしょう。
それでは消費量ならどうでしょう
1位 秋田県(秋田市)
2位 千葉県(千葉市)
3位 京都府(京都市)
3位 島根県(松江市)
5位 北海道(札幌市)
これもまた暑そうといえば暑そうな感じもあるけど、まぁ涼しそうだなって場所は無いですよね。
千葉は自分で作って自分で食べるってイイですね!ちなみに千葉は消費量前年度最下位だったんですけど、1年でごぼう抜きの2位に躍り出たんですけど、何があったんでしょうか?
スイカ積極的に食べよう!条例でも発令されたのでしょうか
じゃあアイスクリーム・シャーベットはどうでしょう?
これは夏っぽいところの消費が多いんじゃないでしょうか?
それではアイスクリーム・シャーベット消費量を調べてみると
1位 石川県
2位 埼玉県
3位 福島県
4位 山形県
5位 高知県
これまた意外な順位!石川県は夏とか冬とか関係なくアイスを食べる人が多いみたいです。
それだとしても暑い日が多い場所の方がアイス食べそうなものですけど。
そしてこれも一番消費が少ない場所を見て驚きました!
45位 和歌山県
46位 島根県
47位 沖縄県
沖縄最下位!ぜんぜんアイス食べないの! 石川県の半分くらいなんです。そうなの?沖縄の少年少女はあんまりスイカもアイスも食べないの?
調べてみたら沖縄の生産量1位の夏の食べ物は…
マンゴー
パイナップル
もう南国でした。
そして何といっても生産量も消費量も1位の夏の食べ物が
ゴーヤ
そうでした。夏といえばゴーヤでした。
沖縄といえばゴーヤでした。
ちなみにゴーヤの生産量は2位の宮崎県のおよそ2.5倍!
意外に3位は群馬県!
僕も最近はゴーヤをチャンプルにして食べます。
40歳を超えて苦い野菜が急激においしく感じるようになりました。
人間の神秘ですよ。
さて今回は夏の食べ物を取り上げてみましたが、いかがだったでしょうか?
作られているところも、食べられているところも、夏っぽい場所とかあまり関係なかったですが、夏の食べ物には夏に必要な栄養素が含まれているので、積極的に食べていきましょう!
アイスクリーム・シャーベット以外ですよ!
出典
・総務省統計「家計調査結果」
消費量はこの調査結果の支出金額を利用しました。
・農林水産省
「作物統計」
「地域特産野菜生産状況調査」
「特産果樹生産動態等調査」
筆者:小林知之
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