こんにちは小林です。
みなさんにとって身近な湾はありますか?青春を共に過ごした湾、会社でうまくいかなかったときに癒してくれた湾、プロポーズに呼び出された湾。みなさんの人生にはどれほどの湾がいろどりを添えてくれているでしょうか?
正直言って私はありません。東京とはいえ埼玉との県境練馬区で生まれ育ったもので、湾はおろか海もなかなか接点がありませんでした。
海に囲まれた島国日本とは言え、湾の思い出を語れる人はどれくらいいるでしょう。湾を知っている人はどれくらいいるでしょう?安心してください、今回のコラムのテーマは「世界の湾」です。
湾についていろいろと知っていきましょう。
いくらテーマが「世界の湾」とはいえ、日本を知らずしていきなり世界を語れるほど甘くないことは知っています。まずは有名どころの日本の湾を紹介しましょう。
まずはワンワン言ってますけど、そもそも湾とはどんなところを指すでしょうか?
ぱきっとした定義があるわけではなく、簡単に言うと「奥行きが十分にあり、半円より広い」という感じです。ただし歴史的に定義されていたものはこれの限りではありません。
日本で代表的な湾は東京湾、大阪湾、駿河湾、富山湾、相模湾、博多湾などがあります。湾は港の役割を担っている場所も多くあります。
湾は「奥行きが十分にあり、半円より広い」ため、海流や波、風の影響を受けづらく、深さもあるため大型船をつけやすく港に向いているのです。港になっているということは、産業や工場が発展していることが多く、人口も増え都市部につながっている場合が多くあります。そのため日本だけでなく世界でも湾を知ることはとても大切なこととなります。
それを踏まえて世界の湾を見ていきましょう。
世界最大級の湾はインド洋の北東部分の「ベンガル湾」といわれています。
日本最大級の湾は、長さは「東京湾」面積は「伊勢湾」といわれています。
全長:ベンガル湾 2,090 km 東京湾 780 km
面積:ベンガル湾 2,172,000 km2 伊勢湾 2,342 km2


大きいなベンガル湾、なんといってもインド、バングラデシュ、タイ、ミャンマー、インドネシア、マレーシア、スリランカに接しているから、交易拠点として栄えてきました。
世界最深の湾は…「駿河湾」なんと日本の駿河湾、最も深い地点で水深2,500mで世界で最も深い湾みたいです。
世界に誇る日本の湾、駿河湾。
このほかに世界で重要な湾も紹介します。
イラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーンに囲まれた「ペルシャ湾」。
石油輸送のための重要な水路で、ホルムズ海峡を通って、アラビア海に向かう重要な湾、湾岸戦争の湾はこのペルシャ湾を指しています。
アメリカ大陸南東部とメキシコ北東部に挟まれた「メキシコ湾」。
アメリカとメキシコにまたがり、石油や漁業、養殖地としても重要な湾。
モンテネグロ南西部の「コトル湾」。
ヨーロッパ最南部のフィヨルドで「世界一美しい湾」と称されたこともある。モンテネグロの重要な観光地。
日本は湾がとても多く、地形の入り組んだところや、起伏が激しく町の高台から見渡す湾が美しかったりと見ごたえたっぷりなのでぜひぜひ海辺近くに行った際には「湾」探してみてくださいな。
そして世界の湾は貿易や交通、戦争など地理的にも歴史的にも重要な場所になっている場合が多いので、受験勉強の際にはぜひ押さえておいてください。
今回は世界の湾を紹介しました!
【参照HP】
静岡県HP:https://www.pref.shizuoka.jp/
環境省HP:https://www.env.go.jp/index.html
※2024.11.07追記:ベンガル湾の面積表記において桁に間違いがございました。訂正してお詫びいたします。
筆者:小林知之
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