4月19日は何の日でしょう? 「飼育の日」たしかに4月19日の語呂合わせで飼育の日ではありますが、この場では違います。「中日ドラゴンズ根尾昂選手の誕生日」たしかに大阪桐蔭高校からドラフト1位で入団。プロ4年目ドラゴンズ期待の星、根尾昂選手の誕生日ですが、この場では違います。「世にも奇妙な物語が放送を開始した日」たしかに1990年フジテレビで放送がスタートしましたが、この場では違います。
4月19日は地図の日
これを読んでいる方なら、もうご存じだとは思いますが「地図の日」です。飼育員の方々、中日ドラゴンズファンのみなさん、世にも奇妙な物語フリークのみなさんすいません、今日は伊能忠敬先生が、1800年4月19日に国土測量のため、蝦夷地を目指して江戸を出発したことが由来の地図の日です。
それにしても伊能先生もまさかこの日から17年も、測量し続けることになるとは思いもよらなかったと思います。
地図好きだからというわけではないですが、地図って1日1回は目にしますよね?まあこれには異論あると思いますが、どれを地図ととらえるかですよね。Googleマップや街やお店にある案内図はもちろん、路線図やフロアマップ、天気図なんかも地図になりますよね。こうなると脳内図とか相関図、体のツボの場所が書いてある図も地図としましょうか? それはやめておきましょう。
でもどうでしょう? 1日1回は見てますよね。これはそれだけ地図か身近にあるということです。
いまでこそ身近に溢れている地図ですが、最初にふれたのはどんな地図だったでしょうか? 僕が覚えている範囲では国旗を見るために見た世界地図か、任天堂さんのファミコン、当時エニックス、現スクエアエニックスさんのドラゴンクエスト3のダンジョンマップです。
ゲームの世界にも地図が存在する
1988年に発売されたファミコンのロールプレイングゲームで、「アリアハン」という街から冒険がスタートします。アリアハンには、お城があり城下町になっています。なのでお城の周りにはお堀があり、橋を渡らないと城にいけません。城の外に出ると、草や木の部分は歩けるのですが、山や岩山の部分は歩いて渡ることはできない、単純明快ながらも「勇者なんだから山くらい登れるだろ」と子どもながらも思っていましたが、そこはモンスターより恐いのは自然! と教えてくれました。
そしてアリアハンは島国で、ここから広くて遠い世界で冒険を繰り広げる物語なのですが、この世界を見る地図を作った人がいるわけですよ。ドラクエ版の伊能忠敬先生がいるはずです。
ドラクエの世界はモンスターは出てくるし、裏の世界なんてもう一つの世界まである。しかも乗り物は船しかありません。自分の足で測量して作った人がいると思うと胸が熱くなります。
おそらく勇者も地図を作った人には頭が上がらないはずです。だって実際の街や城の場所と地図にくるいがないのです。これは相当な技術を持った人が作ったはずです。
もしかしたら未来人が地図を作成し、3の世界にそっと置いておいたのかもしれません。
ゲームの世界の地図は空想で作られた地図
ここまではゲームの世界の話しですが、ドラクエを作った人目線だと、実際にダンジョンマップを作った人がいます。ドラクエの地図は現実には存在しない地図なので「空想地図」ということになります。どのように考えて、どのあたりを実際の世界と重ね合わせているのか、もしくは全く重ね合わせていないのか聞いてみたいところです。
40才以上の男性には刺さる話しかもしれませんが、全くピンとこなかった方は、どうかドラクエ3のダンジョンマップを検索して眺めながら読んでみてください。
なんとなくですがドラクエの世界の地図話がわかると思います。
4月19日は地図の日、みなさんにとって最初に触れた地図はどんな地図ですか? 思い出に残っている地図はどんな地図ですか?
そして立川志の輔さんの創作落語「伊能忠敬物語大河への道」を映画化した「大河への道」が5月20日(配給:松竹)に公開されます! これは楽しみですね! お時間ある方は観に行ってみましょう!
筆者:小林知之
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