世界の祭

こんにちは小林です
最近ワクワクしてますか?ドキドキしてますか?
“ワクワクする出来事”“ドキドキする体験”これは豊かな日々を過ごすため、仕事でもプライベートでも大切なことだと思っています。

でも現実はどうでしょう、年が明けて「今年こそはワクワクドキドキする、いい1年にするぞ!」と奮起するものの「いったん正月3が日はゆっくりしよう」「仕事が始まってから徐々にエンジンかけていこう」なんてやっているうちに気づけば2月です。
そうなると「新年度からやるぞ!」と謎のいい訳、やる気が前に出てきます。仕事や学校のがんばりは人それぞれペースもあるし、目指す場所も違います。なので、何をどこまでやっていい1年になるのかはわかりません。しかもプライベートでも「仕事が忙しいからプライベートまで手が回らない」なんて方もいるでしょう。
そんな方にうってつけのワクワクドキドキ案件があります。
それは「祭」です。

日本や世界には沢山の祭がある

なぜ祭なのか?それは祭は日にちが決まっています、なのでスケジュールをたてられない忙しい人も、その日を空けておくだけでいいのです。
さらに、日本や世界にはワクワクドキドキする祭にあふれています。日本だけでも大小さまざまなものを含め約30万件以上の祭があると言われています、どこかに日程合うでしょう。
そして子どもの頃を思い出してみてください、近所の小さな祭に行くのがどれだけ楽しかったのか、どれだけワクワクしたのか。あの経験は今も変わりません。祭はその土地の文化に触れることができるので学びにもなり、ご利益があって幸せにもなれる。
もう行くしか理由が見当たらないでしょう。なんならこの段階でちょっとワクワクしてきませんか?ということで今回のテーマは行く前からワクワクしちゃう「世界の祭」です。

 今回は東京カートのクリアファイル世界の祭から、気になる祭を紹介したいと思います。

 ①フィリピン“マスカラ・フェスティバル”

フィリピン マスカラフェスティバル

マスカラ?あの目元をパッチリさせるでおなじみのマスカラの祭?みんな目元パッチリさせて、巨大マスカラ神輿を担ぐの?それともマスカラ投げ合うの?なんてさまざまな憶測が広がりますが、そうではありません。
マスカラ・フェスティバルはセブ島の隣にあるネグロス島最大の都市バコロドで毎年開催される、フィリピンで最も有名なお祭りで、笑顔のマスクをかぶったダンサーさんが踊りねり歩く祭です。
マスカラの「mass」は英語で「たくさんの」を意味し「kara」はスペイン語で「顔」を意味しています。なので笑顔のマスクをかぶったたくさんの人が祭の主役なんです。
英語とスペイン語の合体の言葉は、フィリピンがスペインやアメリカに統治されていた歴史が関係しているのです。歴史を知れるのも素敵ですよね。笑顔のマスクとダンス、そして周りにはたくさんの露店がならぶお祭り、絶対にワクワクドキドキします。

②イラン“チャハールシャンベ・スーリー”

イラン チャハールシャンベ・スーリー

ペルシャ語で「チャハールシャンベ」は水曜日、「スーリー」は祭、もしくは赤(火の色)の意味。
イランの新年前の最後の水曜日の夜からおこなわれます。
名前の通り火を使い、祭が始まると小枝を集めて焚火を作り、炎の上を「あなたの赤みを私のものにし、私の黄色をあなたのものに」と唱えながら飛び越えます。これには浄化の意味があると考えられています。
男子なら一度はやったことありませんか?焚火の上を飛び越えたり、噴射する花火の上を飛び越えたり、あのワクワクドキドキが祭で体験できるのです。しかもきちんと意味を持って。

 ③ルーマニア「熊祭り」

ルーマニア 熊祭り

ヨーロッパでヒグマの生息数が最も多いルーマニア。古くから冬眠も含めて四季の移り変わりと共に行動を変える熊は、ルーマニアの人々の信仰の対象となっていました。そんな熊信仰から、人々が熊の毛皮を被って街中を練り歩き、厄払いの儀式を行うお祭りへと発展していったそうです。
行進の先頭には音楽隊と熊使い、そしてリズムに合わせて熊の毛皮を被った人たちが踊ります。日本でいうと大行列のなまはげが、音楽に合わせて踊り歩く感じです。ほっこりしているのかカオスなのかわからない不思議な感覚です。観客として見てもワクワクドキドキ、ひょんなことから熊になれたら気分は倍増ですよ。

今回はワクワクドキドキを体験できる祭を紹介しましたが、そもそもフィリピン、イラン、ルーマニアに行くだけでワクワクドキドキしますよね。

日本はもちろん世界には不思議で魅力的な祭がたくさんあります!東京カートのグッズでも世界の祭を取り上げているので、いろいろと探してみてくださいな!

 

参考

フィリピン政府観光省

在イラン日本国大使館

VOYAGE -世界見聞録

 

小林知之

筆者:小林知之
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