道路や線路の地図記号

こんにちは、みなさんお元気でしょうか?東京カートグラフィック(太田プロダクション・火災報知器)の小林です。あらためて自己紹介的なコトさせていただきましたが、なぜまたこんなことをしたかといいますと、今回は地図記号のお話なんですね。今回は、といいますか、今回も、といいますか、今回こそ、なのかもしれないですけど。
そこで自己紹介は大切ですよね。初めて読んでくださる方も多分にいらっしゃると思うので、自己紹介を怠らない方がいいですよね。

始めましてじゃない方は「いやいや知ってるよ」と思うかもしれませんが、何回か会っていても「あれ?顔はわかるけど、名前なんだっけ?会社なんだっけ?」みたいな感じになる時ってあるじゃないですか?
これって人だけじゃなくて地図記号も!ってことなんですよ。
いきなり何を言ってるんだ、地図記号が自己紹介なんてしないじゃないか!なんて思いますよね。少し待ってださい。もう少しお待ちください。

さてさて地図記号、いままでもいろいろと話してきました、前回は土地の区分でした。今回は道路や線路の地図記号についてです。
この道路や線路の地図記号、実はしっかり目に自己紹介をしているんですよ。たとえば針葉樹林と広葉樹林の地図記号、これって見た目も結構違いますし、なんとなく雰囲気でこっちが針葉樹かな?ってわかるじゃないですか?しかも2パターンしかないので、がっつり自己紹介しなくても、わかってもらえます。

道路にも多くの地図記号が存在している

でもでもですよ、道路や線路の地図記号に関しては、そう言ってられないんですよ。まず道路。
見てください道路って考えてみたら1パターンじゃないじゃないですか?
でも情報を把握して、きちんとわからないと困る方もいるので、しっかり区分しています。なので道ひとつに多くのパターン採用しています。

※ここで紹介している地図記号は道路の地図記号の一部です。

だから自己紹介的には「どうも道路です、所属は庭園路になります」みたいなことを言ってるんですよ。
そうすると「てかそもそも庭園路ってどんな道ですか?」
「公園、住宅地などで自動車の通行を規制している道路や工場の中などで一般の自動車が通れない道路なんですよ」
「なるほどー!」
って会話もはずむわけですよ。
ちゃんと自己紹介しておかないと、道路は道路でもどの道路なの?みたいになってしまいますからね。

線路の地図記号

線路はこれも知っている人は「そんなの言われなくても知ってるよ」と思うかもしれませんが、自己紹介しないとなかなかわかってもらえない。自己紹介ないと「あれ?JRでしたっけ?それ以外でしたっけ?てか単線でしたっけ?えっ?僕ですか?」みたいな感じになると思うんですよ。地図記号同士が自己紹介したらですよ。
まあそんな場面はないのかもしれないですけど、無いとも言い切れないじゃないですか。
初めて地図記号を見る人にとっては、きちんと自己紹介しないと「なんで線路なのに形違うの?」みたいな疑問浮かんできちゃうと思うんですよ。なのでそこはしっかり自己紹介。

それ以外だと「橋」も比較的わかりやすい。

トンネルは道路と鉄道の2種類あります

トンネル(道路)、トンネル(鉄道)も、まあまあわかります。

でもトンネルも道路と鉄道でちゃんと分けて紹介しているなんてけなげですよね。
ただ中には元々は鉄道のトンネルだったものが、廃線になり道路のトンネルになったなんてパターンもありますから、そこは地図記号も転記号したんでしょうね。古地図などを見比べて転記号を見つけるのもまた楽しいものです。
「あれ?きみ元鉄道トンネルだよね?」なんて聞けば「えーー!知っててくれたんっすかー!そうなんっすよー!」って会話がはずむこと間違いなし!
今回は若干の妄想が入り込みながらも道路や線路の地図記号を紹介しました。
みなさんも自己紹介は大切に!