僕はハロウィンのことは全く知らなかった
「そろそろハロウィンですね」このセリフを使うようになったのはいつからなんでしょうか?
個人的にこのセリフを言ったことはないのですが、世間ではハロウィンが市民権を得ている雰囲気なので、ぼちぼちこんなセリフが出ているのかと。
何を隠そう今回のコラムのお題が「ハロウィン」なのですが、僕は仮装してお菓子をねだりに行ったこともなければ、渋谷のスクランブル交差点をゾンビ医者の格好をして「いやー自分のことは治せないんですよー」と言ったり、六本木辺りのこじゃれ飲み屋さんが貸し切りでおこなうハロウィンパーティーに佐川急便のコスプレで「お荷物お届けにまいりました」と荷物だけ届けて帰る、なんてこともしたことないのです。
ハロウィンに参加したことはおろか、ハロウィンのことを全く知らなかったのです。
これはいけません、なのでこれを機にハロウィンを調べてみました。
ハロウィンって何だろう?
ハロウィンとは
「カトリックの諸聖人の日の前夜である10月31日に行われるお祭りのことで、もともとは、ヨーロッパを起源とする民族行事で、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事で起源は宗教的なお祭り」でした。
なかなかなじむまでに時間がかかりそうですね。ちなみに10月31日は他に「日本茶の日」でもあります。日本茶の日!
臨済宗の開祖・栄西が宋から帰国し、茶の種子と製法を持ち帰ったのを記念して制定された日。
日本人としてはハロウィンよりも身近な日本茶の方がイベントにした方がいいではないでしょうか?
日頃飲んでいる日本茶に敬意を評して茶柱に仮装した子ども達が各家を「茶菓子をくれないといたずらするぞー」と声をかけてまわり集まった茶菓子を持っておじいちゃんおばあちゃんの家に行って、千利休に仮装した家族とお茶を楽しむ日、ハロウィン要素を入れ込んだ日本茶の日
かぼちゃは日本の野菜の様だけど実は原産国は中南米
話しはハロウィンでした、いま気づいたらハロウィンはおろか、かぼちゃのことも知りませんでした、かぼちゃを知らずしてハロウィンは話せません、それにしてもかぼちゃ・栗・さつま芋のちょっぴり甘みのある秋の野菜は男女でえらい好き度が違いますよね。女子の好き率の高さに比べて男子の関心の低さ、ここまで分かれるのもなかなか珍しいなと。
かぼちゃって日本の野菜っぽいけど、原産国はメキシコやグアテマラなどの中南米、日本に来たのは1554年くらいに現在の大分県に漂着したポルトガル船によってもたされたと言われています。これが日本かぼちゃ、その後西洋かぼちゃも入ってきて1615年ごろから一般的に栽培されてきました。
かぼちゃの歴史思ったより古かった!大坂夏の陣の時にはかぼちゃを作っていたなんて、、、思ったよりかぼちゃと日本は密接だったのですね、これならハロウィンも日本人として恥ずかしがらずに堂々とできそうです。もしかしたら江戸でもハロウィンチックな出来事がやっていたかもしれません。
でも僕が子どもの頃はハロウィンはやっていなかったような、、、学生だった2000年代に入ってもそんなにやっていなかったような、、、いや僕がパーティーに誘われなかっただけで、周りのみんなはパーティーをしていたのかもしれない、、、調べてみると1983年に原宿のキディランドで販促目的のハロウィンパレードをしている。これは子どもの頃から僕がパーティーに誘われていないだけ説が強くなってきた、、、
お菓子メーカーのハロウィン商戦が契機
しかしハロウィンが定着し始めたのは2000年代後半にお菓子メーカーがハロウィン商戦参加を契機に定着していったそう、よかった!なら誘われていない説は薄れた!気がする。
今年は状況も状況なので、なかなかパーティーするのは難しそうですよね、防護服の仮装でお菓子もらいに行くのはありなのかな?でも防護服が必要なところに行き渡らなくなっちゃうのもダメなのでやめましょう。今年はお家でハロウィン楽しみましょう!