世界地図はオシャレ

あらためまして、こんにちは、太田プロというところで芸人をしています、小林といいます。

このコラムは毎回東京カートグラフィックの方にテーマをもらって、それを元に書いてる。テーマをもらって書くなんてハードルが高く感じるかもしれないけど、自分でテーマを設けて書くと自由度が高すぎて、時に困ったり、全く関係のないことを書いてしまいそうなので、設定というか縛りをつけてコラムを書いた方が、自分の勉強にもなるし、なによりも相手の意向も垣間見れるので良いと思ったからだ。
まさに今回のテーマは自分の中にはあまりない、相手の意向を感じ取れるテーマだった。

時代や年代によってオシャレの定義は異なる

「世界地図はオシャレ」これが今回のテーマ。こんな雰囲気を感じることはあるけれど、実感として世界地図をオシャレに見たことがない。とはいえまずオシャレというのがやっかいだ。オシャレと聞いて真っ先に思い浮かぶのがファッションだ。時代や年代によってオシャレの定義は変わってくる。Tシャツをインしてハイウエストなんてちょっと前じゃ想像つかなかったけれど、それが若者のオシャレだ。きっとこの感覚だって本当の若者からしたら間違っていると思う。40歳のおじさん芸人が想像する若者のオシャレだ。

世界地図はオシャレ

さて本題の世界地図にうつろう、世界地図はどの年代にオシャレだと思われているだろうか?若い世代はどうだろう、もしかしたらもっと若い小学生からしたらオシャレかもしれない。けれど地図帳を開く、世界地図を発見する「オシャレだなぁ」と感じる小学生はいるだろうか、周りにいたら紹介してほしい、ぜひ東京カートグラフィックの社員になってもらいたい。では中高生はどうだろう、、、社会人、、、社会人で地図帳をひろげて「オシャレだ」と思っている人は地図界隈の社員だと思うので、いったん置いておこう。そうなるとどうやら地図帳ではないみたいだ。そういえば世界地図がプリントされているシャツを着ている時「オシャレですね」と言われたことがある。

やはりファッションに落とし込むとオシャレになる。あれは世界地図だったからオシャレと言われたのだろうか、あれが日本地図だったらオシャレにはならなかったのか、持っていないのでなんとも言えないが、日本地図だとどことなく硬さがある気がする。日本地図がそのまま乗っているのはスカジャンでしか見たことがない気がする。背中の部分に刺繍で日本列島が書かれていて上にJAPANの文字。これはこれでオシャレだと思うが万人受けはなかなかしづらいかもしれない。

地図はデザインなのだ

世界地図でもただそのままシャツにプリントされていてもオシャレとは思わないだろう、大きさやカラー、表記など工夫を凝らして、はじめてオシャレに認定される。 思えば地図はデザインなんだ、配色やフォント、文字の大きさ、どの範囲で切り取るか、正確性と見やすさ、デザイン性どっちを重視するのか、さまざまな工夫を凝らして出来上がる。 シャツになろうがポスターになろうが、田んぼアートになろうがバンクシーが壁に描こうが地図の時点でオシャレには変わりない、ただそれを好きな人、オシャレだと思う人がいるかいないかの差だけだ。 こうなってくると地図帳の世界地図もオシャレといえる。あれはオシャレだ!


ここまで書いて何を書いているんだろうと恐ろしくなってきたので、振り返らないでおこうと思う。とにかく世界地図はオシャレだと思うし、特に大判のタペストリーなんかが部屋に飾ってあったらオシャレ!自宅じゃなくてもオフィスにあれば、オシャレなだけじゃなく雰囲気もしまるし、インテリな感じもでる!リモートの会議の背景に忍ばせちゃえば仕事ができる感もUP! そんな素敵でデザイン性のあるオシャレなタペストリーどこかにないかなー そう簡単には見つからないかなー

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筆者:小林知之