今年は冷夏か猛暑か?
冷夏か猛暑か?毎年さわがれていますが、どっちにしても困ります。「今年は適暑!」みたいな年はないのでしょうか?温泉でいうところの「寝湯」くらいな温度、足を入れたときは若干あったかく感じるんだけど、寝てみるとちょうどいい、むしろぬるく感じるから外に出るとちょっと寒いので、なかなか外に出ることができない、しかも寝ているので、微力な水圧に負けてちょっと本気出さないと起き上がれない、そのため1人あたり20分くらい入ってるから、順番が回ってこないでおなじみの寝湯くらいの夏は来ないものだろうか。
暑い日の洋服選び
そんな夢物語を願っても猛暑はやってくる、そもそも猛暑とはどのくらいの気温の事をいうのだろうか。調べてみると、2007年以降、1日の最高気温が35℃以上の日のことを「猛暑日」というらしい、35℃超えたら猛ですよ、阪神の猛虎打線も2010年1番マートン、2番平野、3番鳥谷、4番新井、5番ブラゼル、6番金本、7番城島ですもん!これを最期に猛虎打線とは言ってません。このくらい揃わないと猛とは言えないでしょう。35℃ですかー最近は暑い暑いなんて言ってますけど、なんと明治時代にも岐阜県で7月の平均気温が35.3℃になったそうな。
いまみたいに情報のない時代の猛暑日はさぞかし怖いでしょうねぇ。いつまで続くかわからなければ、なんでこんなにも暑いのかわからないんですもんね。しかもコンクリートも無い状態で35℃超えですからね、相当暑いですよね。
明治時代に比べたら、情報も知ることができるので、どうにかしのいでいきましょう。
暑いときって洋服選び困ったりしますよね。半袖がいいけど、日当たりを考えたら長袖、それならさっと羽織れるものを持って行った方がいいのか、そもそも半袖でも暑いんだからタンクトップだろ、いやいやいっそのこと上半身はだかにしちゃおう、大丈夫、そのままだと怒られそうだから、肩にタンクトップをかけている、これなら「あぁあの人タンクトップ着てたんだけど、暑くて脱いだのね、はだかで出てきたわけじゃないのね」って思われるから大丈夫だ。なんて思う人はあまりいないとは思いますが、洋服選びは悩みます。
暑さ対策で素敵な服を身に着けている国の人々
ここで暑さ対策で素敵な服を身に着けている人々を紹介します。
アフリカ大陸の小さな国レソトの人々です。
レソトは南アフリカの中にある九州ほどの大きさの国です。少し変わっているのが、国土の平均標高が1400mもあるのです。その高さからアフリカの天空の王国とも呼ばれています。
アフリカと聞くと暑い気候を想像しますが、レソトはちょっと違うのです。標高が高いので雪も降ります。日中は暑いですが、朝晩は冷えるのです。1日の寒暖差が激しいのです。
夏山を登ったことがある方ならわかると思うのですが、山の上は太陽が出ている時は暑く、沈むと寒くなります。これを知って服をもっていかないと、とんでもない目にあいます。
さてこんな気温差が激しいレソトの人々はどんな服を着ているのでしょうか?半袖?タンクトップ?はだか?いえいえどれも違います。正解は「ブランケット」です。
暑い時も寒い時もブランケットを身にまといます。着るというよりは、まとっています。この発想無かったよね。考えてみれば、暑い日、冷たいプールに入って、最初は気持ちよかったけど、だんだん寒くなってきて、プールから上がった時のプールタオルのあたたかさはたまらないもんね。あの安心感はすごいよね。
あの感じがレソトのブランケットにはあるのかと思うと、日本でもやってみたくなる。ただそこまで寒暖差がないから汗だくのブランケット男になるだけですけど。
みなさんもこれからの暑さ対策に、いろいろな服を試してはどうでしょうか?
そしてレソトのブランケットは民族衣装のようになっていて、たくさんの種類があるので、興味を持った人は検索して見てみてください!かっこいいよ!
筆者:小林知之
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