鉄道路線図も地図

1日1回地図を見ていますか?

ほとんどの人が1日1回は地図を見るだろう。車に乗っている人はカーナビ、歩いている人も目的地に行くために、スマホなどで地図を見る。家にいる人は、、、うん、家の中に日本地図飾ってないかな?そうか、じゃあ地球儀なんてもちろん、飾ってなんかないよね?そうだよね、1人暮らしの家に地球儀はなかなかないよね、じゃあ、、、TV見てるでしょ?TV見てると天気予報やってるでしょ、その時日本地図映ってるでしょ?これなら地図を見ていることに、、、あっTVないんだ、そうね、最近そういう人多いもんね。PC眺めてるのね、OK、OK、ネット中心の生活ね、あっ、ゲームとかもするのか、ちなみにゲームのじゃんるは・・・?RPG!?じゃあゲーム内のマップ見るでしょ!?ねーあるよね!?ほら!見るよね!地図!1日に1回は見るよね!?あっ、今日は体調悪くて1日中寝てた、、、ごめん、、、お大事に、、、いえ、何でもないです、また来ます。

路線図も地図

体調の悪い人は除いて、1日1回は地図を見ると思うのですが。私は見ないよ!という方でも電車に乗るときに見る地図があります。それが路線図です。スマホで乗換案内使っているので、路線図はみません!という方もいったん話を聞いてください。そもそも路線図って地図なの?こんな疑問もあるかもしれませんが、目的地にたどり着くために必要な道具を地図とするなら、路線図も地図です。

 鉄道路線図

地図は目的地に辿りつくための物

その昔「地図とは何なのか?」というあやうく哲学的になりそうな話をしていた時に、たどり着いた答えは「1本線の終わりが目的地ならば、それは地図である」という、中二病のようなものでした、しかしその後、ケニアの友達に「ケニアにはどんな地図があるの?」と聞いたところ、おもむろに地面に線を引いて「こうやって書いているよ」と言われ、まさしくこれこそ、私が求めていた「地図とは何なのか?」ではないのか!と感心した記憶があります。話がだいぶそれましたが、路線図は立派な地図の1つなのです。移動手段が電車の人は、日常で多く見る地図が路線図ではないかと思います。

行ったことのない地域を知ることができる。

そんな路線図は大きな影響力を持っています。私が住んでいるのは練馬区なんですが、いまでこそ、結構みんなに知られている練馬区ですが、その昔は「どこ?」「埼玉県?」などと言われていました。これは路線図が影響していると思っています。練馬区は23区で唯一JRが走っていないのです、なのでJRの路線図に「練馬」の文字はないのです。それどころか、いまは副都心線や大江戸線などの地下鉄も走るようになりましたが、その昔は地下鉄さえ走っておらず、練馬駅は西武池袋線が走るだけでした。なので、西武線に乗らなければ、路線図で練馬の文字を見ることはなかったのです。

練馬の路線図

見ている内に覚えてしまう。

電車に乗る前に眺める路線図、電車に乗って立っている時に何の気なしに眺める路線図、手帳をパラパラと開いて次の目的地の確認をするために見る路線図、ふと汗を拭くために取り出した路線図柄のハンカチ、路線図のクリアファイル、路線図のポーチ、すいません、後半は勢いでグッズ宣伝してしまいましたが、日常生活に欠かせない路線図から、何気なく覚えてしまう地名の力は大きいのです。ただでさえ都心から少し離れている練馬区、あまり知られていなかったのも路線図に載っていなかったことも影響していると思うのです。ということは、路線図を眺めていると、自然と何気なく地名と、その位置関係は頭に入っていきます。何気なく、ぼーっとでもいいので、路線図眺めてみて下さいな。

小林知之

筆者:小林知之
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