行きたい!万博!

行きたい!万博!
 
みなさん万博どうですか?
世間ではいろいろ言われていますが、個人的には行きたい!万博!
やっぱり世界の国々が集まって、自国の文化や技術を紹介している博覧会には行きたいですよ。
訪れたいのは海外パビリオンです。
各パビリオンにテーマみたいなものが設けられてるのですが、それが各国素敵です。

ウズベキスタン「知識の庭」

かっこいい。同じアジアの一員として誇らしくなってしまいます。パビリオンの外観も素敵で「外観を彩るのは、ウズベキスタンの刺繍、装飾品、伝統的なパターンなど、ウズベキスタンを象徴する模様」と記してあります。
外観だけでも見てみたい。


スイス「ハイジと共に、テクノロジーの頂へ」

素敵。日本でもおなじみハイジが、マスコットキャラクターとなってパビリオン内に登場。ハイジとテクノロジーってあまりピンとこないけど、行ってみたらわかるのでしょう。
「頂」はだいぶハイジ感もスイス感もある。


ドイツ「わ!ドイツ」

大真面目にこのテーマです。最初は何の事だろうと思いましたが、説明を読んで納得。
「循環経済(サーキュラーエコノミー)をテーマに「わ!」には、循環の「環(わ)」、調和の「和(わ)」、 感嘆の「わ!」の3つの意味を込めています」
素敵!3つもかかってました!お見事!

パビリオンや料理、イベントなども楽しみですが、もうひとつ確認してみたいことがあります。それは各国の国名表記です。

インドはINDIAではなくBHARAT(バーラト)の表記になっているんです。
なぜ表記がなじみ深いINDIAではないのでしょうか?それは国の歴史に関係あります。
インドINDIAという国名は英語由来で植民地時代(イギリス)を思い出させる国名だとして、2022年に就任したムルム大統領が自身を「BHARAT(バーラト)の大統領」と呼びました。BHARATはサンスクリット語で、古代インドの伝説上の領土を意味する言葉で、INDIAもBHARATも法律ではどちらも正式な国名として規定されています。

ちなみに日本の「にほん」と「にっぽん」の呼び方は2009年麻生太郎内閣の閣議決定で「どちらでもいい」となりました。
どっちでもいい!

話しを戻しますと、2023年に行われたG20サミットではモディ首相(インドでは行政の主導権は首相、大統領は国家元首)の前には「BHARAT」と書かれた国名の札が置いてありました。
この先正式にINDIAからBHARATに変更になるかは定かではありませんが、この先変更になる可能性を秘めているのかもしれませんね。

日本での国名変更は2015年のグルジアからジョージア、2018年のスワジランドからエスワティニへの変更がありました。
世界では今後インドのように植民地時代を払拭させたい国が出てきても不思議ではありません。

コートジボワールも植民地だったフランス語で象牙海岸を意味します。国名が変わってもおかしくはありません。
万博では各国が見てほしい自国をアピールすることができます。細かい部分にまで目を向けて楽しみたいと思います。
まだ行く予定は立てれてないけどー!

 

(参考:2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)公式HP https://www.expo2025.or.jp/ , 日本経済新聞HP https://www.nikkei.com

小林知之

筆者:小林知之
筆者プロフィールはこちら